蛾の場合、活動が夜のため、メスがフェロモン物質を出して、オスを臭いで集めることが知られています。ところが蝶の場合、メスはそのような機能を持っていません。昼に活動をする蝶達はオスがひたすらメスを探すことになります。メスを効率的に見つけるためにオスの蝶達は色々な行動にでます。
タテハチョウの仲間の多くは、地面や木の枝などにとまって、そばを通るもの全てを追いかけて、またしばらくすると元の場所に戻ってくる習性を持っています。山地では、ミドリシジミの仲間が他のオスを追い回した後、全く同じ葉っぱにとまったりします。このように、蝶の中には縄張りを持つ種類がいます。一カ所にとどまり、メスが来るのを待った方が効率的というわけです。